2011年10月25日
放射線の影響(第20回)
■市民講座
「原発に依存しない
社会の形成シリーズ」
参加報告 第20回
テーマ:「放射線の人体への影響を考える」
講 師:浅沼 武敏先生(宮崎大学農学部獣医学科教授)
講演日時:2011年9月3日(土曜)午後6時半~
会 場:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
主 催:日本科学者会議宮崎支部
宮崎県民主医療機関連合会
2011年 7月 27日開催
衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響について」
東京大学アイソトープ総合センター長 兼
東京大学先端科学技術研究センター教授
児玉 龍彦先生の勇気と正義感あふれる、
重大かつ貴重なるご発言 を
謹んで文章にして、皆様にご紹介いたします。
(第10回目)
↓ クリックして見てください!
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
「それから、もうひとつは、
現地でやっていて思いますが、
『緊急避難的除染』と『恒久的除染』を
はっきり分けていただきたい。
『緊急避難的除染』を、
われわれも、かなりやっております。
たとえば、
図表に出ています、
『滑り台の下』、
ここは、
小さい子供が手をつく所ですが、
滑り台から雨水が落ちてくると、
毎回ここに濃縮します。
右側と左側にズレがあって、
片側に集まっていますと、
平均線量1マイクロの所ですと、
10マイクロの線量が出てきます。
こういう所の『除染』は、
緊急にどんどん
やらなくてはなりません。
また、
コケが生えているような
『雨ドイの下』、
これも、
実際に子供が
手をついたりしている所なのですが、
そういう所は、
『高圧洗浄機』を持って行って、
コケを払うと、
2マイクロシーベルトが、
0.5マイクロシーベルトにまでなります。
だけれども、
0.5マイクロシーベルト以下にするのは、
非常に難しいです。
それは、
建物すべて、
樹木すべて、
地域すべてが
汚染されていますと、
1か所だけを洗っても、
全体を下げることは、
非常に難しいです」
「原発に依存しない
社会の形成シリーズ」
参加報告 第20回
テーマ:「放射線の人体への影響を考える」
講 師:浅沼 武敏先生(宮崎大学農学部獣医学科教授)
講演日時:2011年9月3日(土曜)午後6時半~
会 場:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
主 催:日本科学者会議宮崎支部
宮崎県民主医療機関連合会
2011年 7月 27日開催
衆議院厚生労働委員会
「放射線の健康への影響について」
東京大学アイソトープ総合センター長 兼
東京大学先端科学技術研究センター教授
児玉 龍彦先生の勇気と正義感あふれる、
重大かつ貴重なるご発言 を
謹んで文章にして、皆様にご紹介いたします。
(第10回目)
↓ クリックして見てください!
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
「それから、もうひとつは、
現地でやっていて思いますが、
『緊急避難的除染』と『恒久的除染』を
はっきり分けていただきたい。
『緊急避難的除染』を、
われわれも、かなりやっております。
たとえば、
図表に出ています、
『滑り台の下』、
ここは、
小さい子供が手をつく所ですが、
滑り台から雨水が落ちてくると、
毎回ここに濃縮します。
右側と左側にズレがあって、
片側に集まっていますと、
平均線量1マイクロの所ですと、
10マイクロの線量が出てきます。
こういう所の『除染』は、
緊急にどんどん
やらなくてはなりません。
また、
コケが生えているような
『雨ドイの下』、
これも、
実際に子供が
手をついたりしている所なのですが、
そういう所は、
『高圧洗浄機』を持って行って、
コケを払うと、
2マイクロシーベルトが、
0.5マイクロシーベルトにまでなります。
だけれども、
0.5マイクロシーベルト以下にするのは、
非常に難しいです。
それは、
建物すべて、
樹木すべて、
地域すべてが
汚染されていますと、
1か所だけを洗っても、
全体を下げることは、
非常に難しいです」