2012年06月19日
認知症ワンポイント・メモ(5回シリーズ:第4回)
★ 「認知症」ワンポイント・メモ ~その4~
◎ 「認知症」の人の問題行動にどう対処するか?
・相手を否定しない。
・相手のペースに付き合って、一緒に行動する。
・そのうちに気分が落ち着くのを待つ。
・自分が今、どこにいるのかが分からなくなって、
不安になるために徘徊(はいかい)する。特に、
夜暗くなると起こりやすい。そんな時には、
「どこに行きたいんですか?」と何度も尋ねる。
そうして、しばらく一緒に行動してあげていると、
そのうちに気分が落ち着くことが多い。
・見えない物が見える(幻覚・妄想)と言って、
情緒的に不安定になった時も、あせらずに
しばらく見守る。
・下着を替えない、フロに入りたがらないなどの
不潔行為の時も、指示したり強制したりしない。
下着を脱がない場合には、そのままで入浴させる
方法もありである。(裸を見られることが恥ず
かしいと感じている場合もある)オムツの中の
排泄物をもてあそぶ行為も、その状態が不快だ
と感じているのに対応が出来ないために、排泄
物を取り除こうとしておこなう場合が多い。
これを避けるためには、時間を見計らって、
トイレに誘導することが効果的である。
◎ 「認知症」の人に自動車運転を止めて欲しい時
・「認知症」の人が運転することは非常に危険!
・空間認知が難しくなるために、脱輪・車側方を
擦って傷が付く・追突・道を間違える・信号を
見誤る、などの事態が発生しやすくなる。
・しかし、苦労して取得し長年維持し続けてきた
運転免許を返上することは、なかなか難しい。
家族や周囲の声に耳を貸さない場合も多い。
・その個人の性格に合った説得が効果的。
例えばー「貴方の名誉のためにも、人も免許も
傷付かない今のうちに、優良ドライバーのままで
終わりにしましょうよ」
◎ 「認知症」が重症化した時の問題
(今食べたことも忘れてしまうようになるために、
食欲が旺盛になった時は、重症化を疑うことがある)
・転倒・骨折。
・ごえん性肺炎。(高齢者の死因の第1位)
・心不全。
・持病の悪化。(糖尿病の食事療法が出来なくなるなど)
・服薬の管理が出来なくなる。
・寝たきりになる。(寝たきりになると、
様々な機能が衰えるため、寝ている間に
唾液が気管に入り肺炎の原因になることもあるので、
「うつぶせ寝」が予防的対策になる)
◎ 「認知症」の人の問題行動にどう対処するか?
・相手を否定しない。
・相手のペースに付き合って、一緒に行動する。
・そのうちに気分が落ち着くのを待つ。
・自分が今、どこにいるのかが分からなくなって、
不安になるために徘徊(はいかい)する。特に、
夜暗くなると起こりやすい。そんな時には、
「どこに行きたいんですか?」と何度も尋ねる。
そうして、しばらく一緒に行動してあげていると、
そのうちに気分が落ち着くことが多い。
・見えない物が見える(幻覚・妄想)と言って、
情緒的に不安定になった時も、あせらずに
しばらく見守る。
・下着を替えない、フロに入りたがらないなどの
不潔行為の時も、指示したり強制したりしない。
下着を脱がない場合には、そのままで入浴させる
方法もありである。(裸を見られることが恥ず
かしいと感じている場合もある)オムツの中の
排泄物をもてあそぶ行為も、その状態が不快だ
と感じているのに対応が出来ないために、排泄
物を取り除こうとしておこなう場合が多い。
これを避けるためには、時間を見計らって、
トイレに誘導することが効果的である。
◎ 「認知症」の人に自動車運転を止めて欲しい時
・「認知症」の人が運転することは非常に危険!
・空間認知が難しくなるために、脱輪・車側方を
擦って傷が付く・追突・道を間違える・信号を
見誤る、などの事態が発生しやすくなる。
・しかし、苦労して取得し長年維持し続けてきた
運転免許を返上することは、なかなか難しい。
家族や周囲の声に耳を貸さない場合も多い。
・その個人の性格に合った説得が効果的。
例えばー「貴方の名誉のためにも、人も免許も
傷付かない今のうちに、優良ドライバーのままで
終わりにしましょうよ」
◎ 「認知症」が重症化した時の問題
(今食べたことも忘れてしまうようになるために、
食欲が旺盛になった時は、重症化を疑うことがある)
・転倒・骨折。
・ごえん性肺炎。(高齢者の死因の第1位)
・心不全。
・持病の悪化。(糖尿病の食事療法が出来なくなるなど)
・服薬の管理が出来なくなる。
・寝たきりになる。(寝たきりになると、
様々な機能が衰えるため、寝ている間に
唾液が気管に入り肺炎の原因になることもあるので、
「うつぶせ寝」が予防的対策になる)