2011年10月05日
放射線の影響(第6回)
■市民講座
「原発に依存しない
社会の形成シリーズ」
参加報告 第6回
テーマ:「放射線の人体への影響を考える」
講 師:浅沼 武敏先生(宮崎大学農学部獣医学科教授)
講演日時:2011年9月3日(土曜)午後6時半~
会 場:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
主 催:日本科学者会議宮崎支部
宮崎県民主医療機関連合会
「放射性ヨウ素と甲状腺とヨード剤」
・ のどの近くにある、
成長作用に大きな働きをしている甲状腺は、
ヨウ素を取り込んでいる。
通常は、海草などからヨウ素を取り込む。
そこへ、放射性ヨウ素がやってくると、
それも取り込んでしまう。
・ヨード剤(安定ヨウ素剤)の服用によって、
放射性ヨウ素による「甲状腺ガン」の発症を
抑えることができるとされている。
・しかし、これは服用のタイミングが重要。
放射線を浴びた直後にヨード剤を飲むと、
9割近く被爆のダメージを軽減できる。
・被爆して6時間後に飲むと、
ダメージ軽減率は5割にまで下がる。
24時間経過してしまうと、
ヨード剤の効果はゼロになってしまう。
・したがって、
放射線事故現場の作業員でもない限り、
服用する必要がない。
・妊婦がヨード剤を服用すると、
生まれてくる子供に甲状腺機能低下などの
影響が心配となる。
・40歳以上(成長完了している人)は、
放射線被爆により誘発される
甲状腺ガンのリスクが低いため、
ヨード剤を服用する必要がない。
・ヨード剤の代わりに、
「ヨウ素入りうがい薬」を飲んでも効果がない。
むしろ、それによる中毒症状が大きい。
■ 次回の「市民講座」のお知らせ♪
「原発と原爆の何が同じで、
どこが違うのか」
講師:松田 達郎 先生
(宮崎大学工学部材料物理工学科教授)
日時:今月 10月 21日(金曜)
夜6時開場 6時半~8時半
会場:宮崎市中央公民館
3階 大研修室
(JR宮崎駅の東口近くです)
☆ 事前の申し込みは不要だそうです。
☆ 資料代として、当日300円が必要です。
主催:日本科学者会議宮崎支部
原水爆禁止宮崎県協議会
宮崎県民主医療機関連合会
宮崎県平和委員会
「原発に依存しない
社会の形成シリーズ」
参加報告 第6回
テーマ:「放射線の人体への影響を考える」
講 師:浅沼 武敏先生(宮崎大学農学部獣医学科教授)
講演日時:2011年9月3日(土曜)午後6時半~
会 場:宮崎市中央公民館 3階 大研修室
主 催:日本科学者会議宮崎支部
宮崎県民主医療機関連合会
「放射性ヨウ素と甲状腺とヨード剤」
・ のどの近くにある、
成長作用に大きな働きをしている甲状腺は、
ヨウ素を取り込んでいる。
通常は、海草などからヨウ素を取り込む。
そこへ、放射性ヨウ素がやってくると、
それも取り込んでしまう。
・ヨード剤(安定ヨウ素剤)の服用によって、
放射性ヨウ素による「甲状腺ガン」の発症を
抑えることができるとされている。
・しかし、これは服用のタイミングが重要。
放射線を浴びた直後にヨード剤を飲むと、
9割近く被爆のダメージを軽減できる。
・被爆して6時間後に飲むと、
ダメージ軽減率は5割にまで下がる。
24時間経過してしまうと、
ヨード剤の効果はゼロになってしまう。
・したがって、
放射線事故現場の作業員でもない限り、
服用する必要がない。
・妊婦がヨード剤を服用すると、
生まれてくる子供に甲状腺機能低下などの
影響が心配となる。
・40歳以上(成長完了している人)は、
放射線被爆により誘発される
甲状腺ガンのリスクが低いため、
ヨード剤を服用する必要がない。
・ヨード剤の代わりに、
「ヨウ素入りうがい薬」を飲んでも効果がない。
むしろ、それによる中毒症状が大きい。
■ 次回の「市民講座」のお知らせ♪
「原発と原爆の何が同じで、
どこが違うのか」
講師:松田 達郎 先生
(宮崎大学工学部材料物理工学科教授)
日時:今月 10月 21日(金曜)
夜6時開場 6時半~8時半
会場:宮崎市中央公民館
3階 大研修室
(JR宮崎駅の東口近くです)
☆ 事前の申し込みは不要だそうです。
☆ 資料代として、当日300円が必要です。
主催:日本科学者会議宮崎支部
原水爆禁止宮崎県協議会
宮崎県民主医療機関連合会
宮崎県平和委員会
Posted by noapitt at 00:16│Comments(0)
│放射線
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